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2.単純テキスト形式への変更
メニューから「ツール(T)」-「オプション(O)」とたどります.
メニューから「ツール(T)」-「オプション(O)」
オプションのウィンドウが開きますので「送信」のタブをクリックします.
「受信したメッセージと・・・」のチェックを付けたままですと,HTML 形式のメールに返信したときに勝手にHTML形式になってしまいますので,チェックをはずしておきましょう.
「テキスト形式(P)」を選択し,「受信したメッセージと同じ形式で...」のチェックははずす
「メール送信の形式」は初期設定では「HTML形式(H)」になっていますので,上図のように「テキスト形式(P)」をクリックします.
上図ではその上の「メッセージを直ちに送信する」のチェックをはずしていますが,この場合,メールを書き終わった後「送受信」のボタンを押さない限り送信されなくなります.
宛先や内容に間違いがないか読み返す事ができますので,何かとミスを未然に防げるのではないかと思います.
「テキスト形式(P)」横の「テキスト形式の設定(E)...」ボタンをクリックします.
下図のように(初期設定のままの状態)なっているか,一応見ておいてください.
テキスト形式の設定のウィンドウは初期設定のままでよい
「メッセージ形式」は「MIME(M)」が標準です.
「エンコード方法(E)」は「なし」にします.
ここはメール本文の設定であり,添付ファイルは自動的に base64 という標準的なエンコードがかかります(他の方法は選べません).
「送信時に自動的に・・・」の所は半角英数文字換算での数字を入れます.
上図のように「76」に設定すると漢字かな混じり文(全角文字)では1行が38文字に形成されて送信されることになります.
 ※ 送信時に折り返されますので,メールの作成時にはどこで改行されるのか,数えてみないと分かりません.
しかし,この機能に頼らず,30文字を超えたら自分で改行を入れるようにしましょう.
というのも,返信時にはその下の設定のように引用部分には行頭に「>」が入りますので(引用部分はこのようにするのが習わしです),この設定でメールをやり取りすると1文字だけが次の行に送られてしまい,読みにくい体裁になってしまうからです.
改行を入れない長々とした文を書いたメールを自分宛てに送り,そのまま返信を繰り返してみて,どのような結果になるのか,ぜひご確認ください.
もし,私信などで HTML 形式で送る必要がある場合には,メール作成の画面でメニューから「書式(O)」 - 「リッチテキスト (HTML) (R)」を選択すれば一時的に変更することができます.
なお,ここで設定しているのは送信する場合の設定であり,HTML形式のメールが受信できなくなるわけではありません.

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